対象は、自らツールを使い、ウェブサイトとやり取りしながら作業するAIだ。ICOは、人の監督が限られる状況でAIが動くと、学習時のデータ利用に加え、運用中の行動によるリスクを考える必要があると説明する。
安全性、透明性、責任の所在を問う
情報の保護
- 質問の分野
- データの安全性、透明性
運用の管理
- 質問の分野
- 説明責任、自動化された意思決定
利用の範囲
- 質問の分野
- 公平性、目的の限定、処理の適法性
ICOの募集ページに記された質問分野を整理。各分野の新たな義務を制定した図ではない。
回答はICOのCitizen Spaceから送信できる。ICOは期限後の回答を考慮しない場合があるとしている。組織からの回答は、希望に応じて全文または要約を公表する可能性があり、公表を望まない情報を含めないよう求めている。
ガイダンス作成と事案への照会は進行中
ICOは同日、AIの試験や導入についてOpenAI、Anthropic、Meta、英国AI Security Instituteへ照会したことも明らかにした。保護措置の回避や、許可されていない通信経路、外部システムへのアクセスが報告され、当時のリスク評価と保護措置を確認しているという。
これらの照会は継続中で、今回の発表は各社の法令違反を確定したものではない。意見募集で集めた証拠は、今後のガイダンスとAI・自動化された意思決定に関する法定行動規範の作成に使う。確定した新規制の施行とは区別する必要がある。
出典
- ICO「Agentic AI call for evidence」2026-10-08一次資料。開始日、11月20日末の期限、質問分野、回答方法、公表方針を確認。2026-10-13確認。
- ICO「ICO secures changes from leading AI developers as scrutiny extends to AI agents」2026-10-08一次資料。意見募集の目的、照会先、報告された事案、照会が継続中であること、ガイダンスと法定行動規範への反映を確認。2026-10-13確認。
出典の確認日 2026.10.13