cuDFはGPUで表形式のデータを処理するためのソフトウェアです。LSEGはPolarsと組み合わせ、定量研究や市場分析、AIに使う過去データの処理を速める方針を示しました。
Tick History全体は110兆行、1億の金融商品、30年以上にわたるデータを収録し、580超の取引所や取引の場、提供元を含みます。一方、分析が数秒になったという説明は数年分を対象にしたベンチマークです。
Tick History全体
- 発表内容
- 110兆行・1億の金融商品
- 読み取れる範囲
- 保有するデータ資産の規模
ベンチマーク
- 発表内容
- 数年分の分析を数時間から数秒へ
- 読み取れる範囲
- 110兆行すべてを数秒で処理したとの説明はない
LSEG公式発表の二つの説明を整理。対象行数や計算機構成の詳細は公表されていません。
今回の方式は、基礎データの全量コピーをもう一つ作らず、ライセンス、権限、アクセス制御を維持するとLSEGは説明しています。用途として戦略検証、注文板の再構成、リスク分析などを挙げました。
発表資料には価格、一般提供日、具体的なクエリやGPU構成は記載されていません。公表された高速化をすべての分析に当てはめたり、投資成績の改善を示す結果として扱ったりはできません。
出典
- LSEG「Accelerates Tick History Analysis with NVIDIA cuDF」2026年10月14日発表・確認。数年分のベンチマーク、保有データ規模、コピーとアクセス権限の説明を照合。
出典の確認日 2026.10.14