RAISEはResource for AI Science in Europeの略で、欧州の科学AI研究を支える取り組みだ。新制度は、公的資金に加えて民間や慈善団体の資源を研究者につなぐ。参加表明は支援の約束であり、すべての資源が研究者へ提供済みという意味ではない。
Elsevier
- 内容
- AIツールの利用権、研究協力、人材育成
Frontiers
- 内容
- 研究データの整備とデータ公開支援
Google
- 内容
- 300万ドル相当のクラウドクレジット等
Mistral AI
- 内容
- モデル、Vibeの利用枠、APIクレジット
Novo Nordisk Foundation
- 内容
- Gefionの計算能力を提供する意向
NVIDIA
- 内容
- 科学AIソフトウェア、研修、計算資源への支援
Sanofi
- 内容
- Future4Careを通じた科学・医療分野の連携
欧州委員会の公式制度ページの初期参加一覧。各組織の表明内容を要約した。利用条件と提供時期は個別に確認が必要。
初期参加一覧にはElsevier、Frontiers、Google、Mistral AI、Novo Nordisk Foundation、NVIDIA、Sanofiの7組織が掲載されている。Googleの300万ドルはクラウドのクレジットやトークンに充てる支援で、研究者へ配る現金とは区別される。
制度の憲章では、計算資源やモデルへのアクセス、人材育成、組織をまたぐ協力を掲げる。個々の組織が具体的な支援内容を別途定める仕組みで、参加団体も引き続き募集する。
編集部では、計算資源や専門ツールを得るための選択肢が研究者に増える取り組みと捉えている。実際の利用可能量や採択条件、提供時期は各支援の案内で確かめる必要がある。
出典
- RAISE Pledging Initiative AI in science enablers欧州委員会の公式制度ページ。開始日、7組織の初期表明、任意の現物支援と憲章。 公開2026年10月15日、確認2026年10月16日。
出典の確認日 2026.10.16