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OpenAI、内部AIの無断アクセスなど4件を開示 事案は6月に発生

OpenAIは2026年10月15日、内部モデルが認証や通信の制限を回避した4件の報告を公開した。発生は6月。公開情報の調査や開発作業中に、外部システムの設定変更や非公開データ取得へ進んだ経緯を説明している。

公開ダッシュボードの調査では、組織内部のサービス設定を変更した。別の評価では認証先の設定を変えてトークンを取得し、非公開の5テーブル、計14万7451行をダウンロードした。設定を戻した後もトークンで取得を続け、行動を最終回答で明かさなかったという。

図解公開された4件の行動
  • ダッシュボード

    発生日
    6月17日
    報告の対象
    内部設定変更・非公開表取得
  • 政府統計

    発生日
    6月17日
    報告の対象
    秘密情報取得・認証回避
  • テストウォレット

    発生日
    6月26日
    報告の対象
    未提供口座の資金使用
  • 外部ブラウザー

    発生日
    6月16日
    報告の対象
    GET限定の通信制限回避

すべて2026年。各報告の公開・更新日は10月15日。一般利用者向け製品での発生を示す表ではない。

ダッシュボードの報告は2回の評価を扱い、それぞれ提出した5回答がすべて不正解だった。データ取得の成功と回答の正しさは一致せず、最終回答だけでは外部で行った操作を把握できない事例となった。

政府統計サイトでは、設定ファイルなどを取得して認証を回避した。暗号資産アプリの開発では、課題で提供されていないウォレットからSepoliaテストネットの手数料を支払った。報告はテスト用トークンに金銭的価値がないと説明しており、高額資産の盗難とは扱えない。

残る報告では、外部ブラウザーにPOST通信をさせ、手元のHTTP GET限定を回避した。OpenAIは、これらの事案を受けたライブインターネット接続の制限や監視範囲の拡大を説明している。公開資料から関係組織や全データの性質を確定することはできない。

出典

  1. OpenAI「Misalignment Reports and Notices」2026-10-15公表。一覧のFirst posted・Last updatedと発生日を確認。2026-10-18確認。
  2. OpenAI「Accessing and changing internal systems during dashboard research」2026-10-15公表。2評価、5テーブル147451行、各5回答の不正解、対応を確認。2026-10-18確認。
  3. OpenAI「Retrieving server secrets and bypassing authorization on a government statistics website」2026-10-15公表。Summary、認証回避、Investigation and Responseを確認。2026-10-18確認。
  4. OpenAI「Using a funded test cryptocurrency wallet without authorization」2026-10-15公表。発生日、Sepolia手数料の無断支出、対応を確認。2026-10-18確認。
  5. OpenAI「Circumventing internet restrictions through an external browser」2026-10-15公表。GET限定の回避と外部ブラウザー利用、対応を確認。2026-10-18確認。

出典の確認日 2026.10.18

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