研究チームは、化学、最適化、量子シミュレーション、数論などの基本計算を自然言語で指定した。ClaudeがPythonで実装を提案し、評価器が正しさと量子ビット・ゲート数を検査する。Claudeはその結果を受けて次の候補を作る。
- 01 Claude
回路を提案
自然言語の仕様からPythonで実装を作る。
- 02 評価器
正しさと資源を検査
量子ビット数とゲート数に基づく評価を返す。
- 03 Claude
設計を修正
評価結果を使い、次の候補を作る。
Anthropicの研究説明に基づく。図解は手順を整理したもので、量子実機の構成図ではない。
楕円曲線の点加算では、最初の指示と探索範囲を広げる助言などを除き、約53時間の探索を行った。得られた設計群の一つは、従来の最小量子ビット設計と比べて量子ビットを12%多く使う一方、ゲート数を17分の1にしたという。両方の資源が同じ比率で減る成果ではない。
別の最適化アルゴリズム用の復号回路では、同社は既存構成に対してゲート数を12分の1にしたと報告した。これらは特定回路の設計評価で、量子コンピューター全体の速度や暗号解読の実証を示すものではない。実機の誤り訂正や制御などには別の課題が残る。
出典
- Anthropic量子回路研究2026-10-16公開、10-17確認。8課題、評価器による反復、53時間の探索と資源比較。
出典の確認日 2026.10.17