01 / OVERVIEW
何が発表されたか。
2026年10月5日、ビズメイツはWith The Worldの完全子会社化を発表した。
2026.10.05
313株 / 90.7%
32株 / 約9.3%
100%
DEAL PROGRESS
100%子会社化までの2段階
- 01313株を現金で取得
発行済株式の90.7%。2026年10月16日が取得予定日。(S1)
予定|完了未確認 - 02残る32株を株式交換
発行済株式の約9.3%。2026年10月30日が簡易株式交換の効力発生日予定。(S1)
予定|完了未確認
10/16の現金取得と10/30の株式交換はいずれも予定。最終保有100%も予定で、取得完了を示す表示ではない。(S1)
ビズメイツ株式会社は、株式会社With The Worldについて、313株(90.7%)を現金で取得し、残る32株(約9.3%)を簡易株式交換で取得する完全子会社化の計画を公表した。最終保有は100%予定である。(S1)
本件は2026年10月5日の発表後で、現金取得は10月16日、株式交換の効力発生日は10月30日の予定である。10月16日時点で完了を示す開示は確認できないため、予定と実績を分けて扱う。
With The Worldの事業内容や取得後の運営方針は、今回の開示で確認できる範囲を超えて推測しない。本稿は、現金取得と株式交換を組み合わせた取引構造に焦点を置く。
- FACT
- 2026年10月5日、ビズメイツ株式会社は株式会社With The Worldについて、313株(90.7%)を現金で取得し、残る32株(約9.3%)を簡易株式交換で取得して最終100%とする計画を公表した。現金取得は10月16日、株式交換の効力発生日は10月30日の予定で、10月16日時点で完了は確認できない。(S1)
- ANALYSIS
- 本件は「完全子会社化」という結果だけでなく、現金による313株の取得と、残る32株の簡易株式交換を組み合わせる構造を先に読むべき案件である。現金対価と株式交換の対価を分けて扱い、一つの企業価値や買収総額に還元しない。
- HYPOTHESIS
- 株式交換の条件や取得後の運営が確認できれば、二つの手法を組み合わせた取引の全体像をより具体的に評価できる可能性がある。現時点で公式の買収目的や効果を断定する材料はない。
2026年10月16日時点の公開情報。以降の章は、開示事実を土台にしたRAXUSの分析・仮説です。根拠資料を見る ↓
03 / SCHEME
二つの手法を、
一つの子会社化に組み合わせる。
本件の一次的な読みどころは、株式取得と簡易株式交換を併用する点にある。
TDnetの開示は、313株(90.7%)を現金で取得し、残る32株(約9.3%)を簡易株式交換で取得して最終的に完全子会社化する二段階を示している。どちらか一方だけの株式取得として説明しないことが重要だ。(S1)
現金取得の予定日は2026年10月16日、簡易株式交換の効力発生日は2026年10月30日である。予定日を過ぎたことだけから、取得完了や100%保有の実現を推定しない。(S1)
現金対価は1億9,596万5,217円で、313株の現金取得分に対応する。この金額は株式交換分を含む企業価値や買収総額を示すものではない。(S1)
04 / BUYER
ビズメイツは、
人材と英語を扱う。
買い手の既存事業は、オンライン英会話と外国人IT人材・研修である。
ビズメイツは、今回の開示でWith The Worldを完全子会社化する取引を公表した。買い手の既存事業と対象会社の事業がどのように接続するかは、公式に示された事実と推測を分けて読む必要がある。(S1)
本件の買収目的やシナジーを、取引構造だけから断定しない。公式文言で確認できる範囲を超える評価は仮説として扱う。
株式取得と簡易株式交換の二段階で最終100%を目指すこと自体が、今回確認できる取引の骨格である。取得後の組織体制やサービス運営の変更は、現時点で確認できない。
05 / TARGET
With The Worldが、
提供しているもの。
対象会社は、学校向けのオンライン国際交流授業を手がける。
With The Worldは、今回の完全子会社化の対象会社である。対象会社の事業内容を含む取引の詳細は、TDnetの公表文に記載された範囲で確認する。(S1)
対象会社の規模、財務情報、具体的な顧客数などを、本件の発表だけから推定しない。
また、ビズメイツが対象会社を完全子会社化した後の組織体制、ブランド、サービス運営の変更も、現時点では開示事実として確認できない。
06 / UNDISCLOSED
まだ確認できない、
取引条件。
この案件を数字で評価する前に、一次情報で埋めるべき項目が残っている。
現金対価は1億9,596万5,217円で、313株の現金取得分に対応する。株式交換分を含む企業価値や買収総額として扱わず、現金対価と株式交換の対価を分けて表示する。(S1)
32株の株式交換条件と、手続きが予定どおり完了したかは、現金取得の予定日到来だけでは確認できない。10月16日時点で完了を示す更新がないため、10月30日の効力発生日も予定として扱う。
買収目的、取得後の組織体制、サービス運営の変更は、今回の開示から断定しない。公式に確認できる取引構造と、今後確認すべき事項を分けて記録する。
07 / CLOSING
評価は、
クロージング後に始まる。
発表から完了までの間は、取引構造と未確認事項を分けて記録する段階である。
2026年10月16日時点では、案件は現金取得の予定日を迎えた段階で、完了を示す開示は確認できない。したがって「完全子会社化した」とは書かず、「完全子会社化を発表した」「最終100%を予定している」と書くのが適切である。
今後の確認点は、313株の現金取得完了、32株の株式交換の効力発生、最終100%保有の実現、取得後の組織体制である。これらが確認されるまで、企業価値やシナジーを前提に案件を評価しない。
今回確実に言えるのは、ビズメイツがWith The Worldを対象に、313株の現金取得と32株の簡易株式交換を組み合わせた完全子会社化を発表したことだ。まずはこの取引構造を基準線に置く。(S1)


