会社の未来は、今ある事業の延長線上だけにはない。
CEO / RAXUS INC.
福重 生次郎SEIJIRO FUKUSHIGE新しい市場に張る。既存事業を磨く。ときには、やめる。未来の企業価値から逆算して、いま何を選ぶかという経営判断を考えます。
RAXUS / EDITORIAL INTELLIGENCE
市場、競争、成長、撤退。
ニュースの向こう側にある、企業の意思と事業の構造まで。
読むことで、次の判断が見えてくる。

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撤退、競争、事業拡張、市場構造。 個別業界のニュースを、共通の経営テーマにつなげて読みます。
221メタプラネットは米国100%子会社のMetaplanet Holdings, Inc.とともに、NASDAQ上場のSuper League Enterpriseが新たに発行する証券を引き受ける契約を2026年8月18日に公表した。拠出するのは2,100 BTCと現金250万米ドルで、受け取りは普通株44,859,400株、転換型永久優先株、10年ワラントである。実行後の議決権は普通株ベースで約95.7%になる。10月16日の株主総会が本投資の全議案を承認したが、承認とクロージングは別の手続きで、完了は2026年第4四半期の予定である。本稿は取引の形式と資本設計に絞って読む。 (S1) (S2)
2202026年10月23日、システムサポートホールディングス(東証プライム・4396)は取締役会で、貸付債権156百万円の債権放棄を決議した。放棄の対象は、100%子会社STSデジタルへの貸付債権である。実施日は2026年10月31日の予定だ。STSデジタルのデジタルマーケティング事業は、グループ会社イーネットソリューションズへの承継が方針とされた。その後、STSデジタルの法人を親会社が吸収合併する予定である。承継と合併は方針と予定の段階にあり、方式と日程は決まっていない。本稿は、156百万円が何の金額かに絞る。そのうえで、個別決算の損失と連結業績への影響なしを両立させる会計の仕組みを読む。 (S1)
2192026年10月20日、ポールトゥウィンホールディングス(東証プライム3657)は連結子会社の事業譲受を開示した。買い手はSide International Holdings Limited(英国)である。受け取ったのは、Roboto Entertainment Limited(中国・四川省成都市)のゲーム向けグラフィック制作受託事業で、対象は一部資産、顧客関係、人材等に限られる (S1)。取締役会決議、契約締結、事業譲受期日の三つが同日で、開示の時点で譲受は実行済みだ。譲受対価の上限は65,000米ドル、契約時25,000米ドルと成果連動のアーンアウト最大40,000米ドルに分かれ、負債その他の法的義務は承継しない (S1)。本稿は金額よりも、何を引き受け何を引き継がないかという構造から読む。
KNOWLEDGE
TOB、MBO、上場廃止、事業承継税制。 案件ニュースの前提になる仕組みを、法令や公的資料にあたって解説にしました。
2026.10.23
部分TOBは買付予定数に上限を設け、買付後の議決権が3分の2未満となる範囲で行う公開買付け。全部買付義務との違い、応募超過時のあん分比例(プロラタ)方式、上場維持との関係をSBIによるBASEの部分TOBなど実例で整理する。
→2026.10.23
スクイーズアウト(少数株主の強制的排除)を、株式等売渡請求(90%超)・2段階スクイーズアウト・株式併合(3分の2超+9/10ルール)の3つの手続で比較。少数株主の価格決定申立てという最後の手段まで整理する。
→2026.10.23
TOBの買付価格は、市場株価にプレミアムを上乗せする形で設計される。法律上の価格規制がない中で、課徴金制度・企業価値算定・応募見通しが価格をどう突き合わせるのか、実例の価格比較とともに整理する。
→2026.10.23
TOBの「成立」は応募株式数と買付予定数の関係で決まる。自由に設定できる成立下限(不成立条項)と3分の2ルールの中止事由の違い、全部買付義務、応募撤回と応募契約、代金支払いまで、成立不成立の仕組みを実例付きで整理する。
→2026.10.19
非上場株式の贈与・相続税を猶予する法人版事業承継税制は、2027年12月末で新規申請が終了します。1000億円総枠の枯渇リスク、廃止後の納税猶予打ち切りと利子税、撤回(納税資金)制度まで、2027年問題の中身と経営者が今やるべき対応を解説します。
→2026.10.19
MBO(経営陣による買収)の基本構造を、資金調達・上場廃止・既存株主への説明という3つの論点から解説。TOBや事業承継との違い、メリット・デメリット、手続きの流れを整理する。
→2026.10.19
上場廃止が決まった会社の株式はどうなるのか。TOBに応じて現金化する、非上場株として持ち続ける、スクイーズアウトに対応する——株主の3つの選択肢を、東証の上場維持基準と会社法・金融商品取引法の手続きに沿って解説します。
→2026.10.19
TOB(公開買付け)の基本を、手続きの流れ・買付期間・価格決定・30%ルールと5%ルール・応募しない株主への影響・スクイーズアウトまで整理。2026年5月に適用開始した改正金商法のポイントと、BUSINESS REVIEWの実例記事も紹介する。
→RAXUS EXECUTIVE REVIEW
買う。売る。撤退する。投資する。名前を賭ける。 会社の輪郭は、経営者が下した決断の積み重ねでできている。その背景にある問いを読む。
READ / PERSPECTIVE
2022 → 2030。スポンサーシップを、企業ブランドへの長期投資として読む。
一つの決断には、未来を選ぶ視点と、実行で形にする視点がある。
会社の未来は、今ある事業の延長線上だけにはない。
CEO / RAXUS INC.
福重 生次郎SEIJIRO FUKUSHIGE新しい市場に張る。既存事業を磨く。ときには、やめる。未来の企業価値から逆算して、いま何を選ぶかという経営判断を考えます。
戦略は、実行されて初めて成長になる。
COO / RAXUS INC.
阿部 薫KAORU ABE市場を読み、組織を動かし、パートナーを巻き込み、結果につなげる。戦略を現場の成長へ変換するための実行設計を考えます。