同社が示した仕様は、LPDDR5Xメモリー、帯域幅1.5TB/s、FP8演算性能1.3PFLOPS、350Wの電力枠です。標準PCIe形状と空冷設計により、既存のデータセンターへ導入しやすくする狙いがあります。
FP8は8ビットの数値形式で、PFLOPSは1秒当たりの演算回数を表す単位です。公表された演算性能は製品の仕様値であり、特定のLLMが実際に生成するトークン数や応答速度を示す測定結果とは区別する必要があります。
Intel製カード
- 内容
- 160GB LPDDR5X
- 確認時点の扱い
- IntelブランドのPCIeカード
ODM製カード
- 内容
- 最大480GB LPDDR5X
- 確認時点の扱い
- パートナーが設計する構成の上限
演算・帯域幅
- 内容
- FP8 1.3PFLOPS・1.5TB/s
- 確認時点の扱い
- 会社が公表した仕様値
電力と冷却
- 内容
- 350W・空冷PCIe
- 確認時点の扱い
- 既存設備への導入を想定
Intel公式発表と脚注に基づく。最大480GBをIntel製カードの標準容量として扱わない。
Intelが想定する用途は、大規模言語モデル、長い文脈を扱う処理、複数の推論要求を同時に処理するサービスです。メモリー容量を重視する設計ですが、実際の性能はモデルやソフトウェア、構成によって変わります。
発表時点では顧客へのサンプル提供が進んでいます。製品ページはD270の名称を掲載していますが、今回の資料では価格と一般提供日は確認できません。サンプル提供を一般販売の開始と扱わないよう注意が必要です。
出典
- Intel・OCP 2026公式発表公開2026-10-12、本文確認2026-10-14。D-series、Xe3P、性能・電力、サンプル提供と、Intel製160GB/ODM最大480GBの脚注を確認。
- Intel GPU D270公式製品ページ公開日記載なし、本文確認2026-10-14。D270の名称、PCIe 5.0、350W空冷、推論向けの位置づけを確認。
出典の確認日 2026.10.14