前身のPaper Assistant Toolでは、4つの計算機科学系学会と連携し、希望した著者の1万6000件超の原稿に投稿前の助言を提供した。学会の正式な査読とは切り離した試行であり、1万6000件すべての正しさを認定したという数字ではない。
- 01 分割
論理的な節
内容を覆うように文書を分ける。
- 02 配分
計算量の調整
節の情報密度に応じて処理量を割り当てる。
- 03 検証
並列の確認
全文脈を参照しながら各節を調べる。
- 04 統合
整合性と根拠
結果をまとめ、節間の矛盾や外部根拠を確認する。
Googleの公式発表「How Deep Review works」に基づく処理順。正しさの保証や人間の査読の代替を示すものではない。
数式や論理の整合性、主張の裏付け、既存研究との比較などを調べる。Googleは設計文書、プレゼンテーション、法務・財務文書への用途も挙げるが、高い次元の判断は人間に残すと説明している。
初期対応はPDFとプレーンテキスト
公開時の入力形式はPDFとプレーンテキストで、複数ファイルへの対応は今後の予定だ。発表で挙げるGoogle Docsやプレゼンテーションという用途を、そのまま各形式の直接読み込み対応と解釈することはできない。
アップロードした文書はモデルの訓練や改善に使わず、利用者への画面表示のため1年間保管するとしている。試行時の原稿を各プログラム終了後に削除した運用とは保存期間が異なるため、利用前に条件の確認が必要になる。
出典
- Google Research「Analyzing technical documents with Deep Review」2026-10-14公表。公開条件、PAT試行、4段階の処理、入力形式と保存方針を確認。2026-10-18確認。
出典の確認日 2026.10.18