同じ入力への判断をまとめて処理
Decider v1.2は、共通の入力と複数の質問を同じシーケンスで処理する。従来版が1回の計算で1問に答えたのに対し、新版は質問ごとの位置から回答を取り出す。文章や構造化データ、画像を対象に、選択肢からの分類、真偽判定、順序付きの基準による採点ができる。
- 01 入力
共通の状態
文章や構造化データ、画像を渡す。
- 02 質問
関連する判断
同じ入力についての質問と選択肢をまとめる。
- 03 出力
回答と確率
質問ごとに分類や採点の結果を返す。
公式モデルカードの処理を要約。質問同士が回答に影響するため、独立した候補の評価は別リクエストが推奨される。
一括処理の適否は質問の関係で変わる
Perplexityは、同じ対象の属性など、関連の強い質問をまとめる使い方を勧める。一方、検索文書やツールの候補をそれぞれ評価する場合は、まとめることで精度が下がることがある。質問を一括にすれば常に性能が上がるという説明ではない。
Flash版は大型版の判断分布を学習した小型モデルで、同じ入出力形式と文章・画像への対応を持つ。ただし、公式モデルカードは原則として1リクエスト1問を推奨している。関連の強い質問をまとめる場合も、利用するタスクでの確認を求めている。
業務の振り分けや人による確認に使う
Vercelは、問い合わせの担当振り分けや、配送された商品の破損判定、人による確認への引き継ぎを用途に挙げた。AI GatewayではAI SDK、Decisions API、TypeSafe互換APIから利用できる。編集部の見方では、導入時には質問のまとめ方ごとに精度、待ち時間、費用を比べる必要がある。
出典
- Vercel「Perplexity’s Decider V1.2 models now available on AI Gateway」2026-10-16公開。両モデルの提供開始、判断形式、用途、API経路を確認。2026-10-19確認。
- Perplexity「pplx-decider-v1.2」公式モデルカードリクエスト形式、質問ごとの回答、文章・画像対応、一括処理の効果と制約を確認。2026-10-19確認。
- Perplexity「pplx-decider-flash-v1.2」公式モデルカード小型版の蒸留、共通形式、原則1リクエスト1問という推奨を確認。2026-10-19確認。
出典の確認日 2026.10.19