01 / OVERVIEW
JV設立契約であり、
新会社はまだ設立されていない。
今回の発表は、両社が共同出資する新会社の設立条件を示した契約締結だ。
2026.10.16
50:50
各2,000万円
未設立
エムビーエス(1401、東証グロース・福証Q-Board)は2026年10月16日、テックビルド株式会社と合弁会社設立に向けた契約を締結した。両社は各2,000万円を出資し、新会社を50%ずつ保有する予定である。(S1)
新会社の設立は2026年12月を予定しており、2026年10月18日時点ではまだ設立されていない。したがって、現時点で確認できるのは契約締結と出資条件であり、新会社の設立完了や事業開始ではない。(S1)
今回の取引形式は共同出資による合弁会社設立契約であり、株式取得を伴う買収案件とは整理が異なる。エムビーエスは外装リフォームの営業・施工ノウハウを、テックビルドは足場工事の施工力を提供する。(S1)
- FACT
- エムビーエスとテックビルドは、2026年10月16日に共同出資による合弁会社設立契約を締結した。両社は各2,000万円を出資し、出資比率は各50%を予定する。新会社の設立予定は2026年12月で、現時点では未設立である。これは株式取得を伴う買収案件ではない。(S1)
- ANALYSIS
- 両社の既存機能を組み合わせ、足場設置から外壁補修、塗装・防水工事までを一貫して扱う垂直連携の枠組みと整理できる。ただし、最終商号、具体的な業務分担、運営体制は今後の協議と追加開示で確認する必要がある。
- HYPOTHESIS
- 仮説として、足場工事と外装工事を同じ会社で受注・管理できれば、工程間の調整を減らし、施工原価を改善できる余地がある。ただし、その効果は新会社の最終的な事業範囲、受注方法、運営体制が決まってから検証する必要があり、現段階では実績ではない。
2026年10月18日時点の公開情報。以降の章は、開示事実を土台にしたRAXUSの分析・仮説です。根拠資料を見る ↓
02 / TIMELINE
意思決定の流れを追う。
2026.10.16
エムビーエスとテックビルドが共同出資による合弁会社設立契約を締結した。両社は各2,000万円を出資し、出資比率は各50%を予定する。(S1)
2026.12(予定)
新会社の設立予定時期。2026年10月18日時点ではまだ設立されていない。(S1)
03 / BACKGROUND
外壁補修と足場を、
一つの施工体制へつなぐ。
両社は、同じ建設案件の前後に関わる機能を組み合わせる。
エムビーエスは住宅や諸建造物の外装リフォーム、塗装・防水工事を手がける。テックビルドは建設現場の足場工事と仮設機材の提供を中心に事業を展開する。(S1)
両社の業務は、外装工事の施工前後で同じ建設案件に関わる。両社は営業基盤と施工体制を組み合わせ、顧客利便性の向上、施工管理の効率化、品質向上、新規受注機会の拡大を目指すと説明した。(S1)
この組み合わせは、足場と外装工事の発注・施工管理を同じ枠組みで扱う垂直連携と整理できる。ただし、実際の受注方法や現場の責任分担は、今回の開示だけでは確定しない。
04 / SCHEME
50:50と各2,000万円を、
設立予定の条件として読む。
出資比率と出資額は開示されたが、新会社の事業運営の全体像はこれから具体化する。
契約では、エムビーエスとテックビルドがそれぞれ2,000万円を出資し、出資比率を各50%とする。新会社の設立は2026年12月を予定する。(S1)
両社は取締役を各2名、監査役を各1名指名し、代表取締役を各社から1名ずつ選定する予定だが、具体的な業務分担と運営体制は両社協議で決める。(S1)
新会社の最終商号、具体的な業務範囲、採算計画、アドバイザーは現時点で開示されていない。各2,000万円という予定出資額から、新会社の将来の売上や収益性を推測することはできない。
05 / COMPANIES
既存企業と、
未設立JVを分けて見る。
両社の既存事業と、これから設立される合弁会社の実績は別の情報だ。
東証グロース・福証Q-Board・1401 (S1)
外装リフォーム、塗装・防水工事など (S1)
- 本件での役割営業・施工ノウハウを提供 (S1)
- 予定出資2,000万円・50% (S1)
- 新会社は2026年12月設立予定で、発表時点では未設立。 (S1)
証券コード・市場の記載なし (S1)
足場工事、仮設機材の販売・リース、建設工事の設計・施工など (S1)
- 本件での役割足場工事の施工力を提供 (S1)
- 予定出資2,000万円・50% (S1)
- 証券コードと市場は開示資料に記載がない。 (S1)
エムビーエスは東京証券取引所グロース市場と福岡証券取引所Q-Boardに上場し、住宅や諸建造物の外装リフォーム、塗装・防水工事などを手がける。今回、新会社に営業・施工ノウハウを提供する。(S1)
テックビルドは足場工事、仮設機材の販売・リース、建設工事の設計・施工などを事業とする。今回、新会社に足場工事の施工力を提供する。テックビルドの証券コードと市場は、開示資料に記載がない。(S1)
両社が既存事業で持つ機能は確認できるが、発表時点で合弁会社は未設立であり、新会社の売上、利益、受注実績は存在しない。既存企業の事業規模を新会社の運営実績に置き換えることはできない。
仮説として、足場工事と外装工事を同じ会社で受注・管理できれば、工程間の調整を減らし、施工原価を改善できる余地がある。ただし、その効果は新会社の最終的な事業範囲、受注方法、運営体制が決まってから検証する必要がある。
06 / CONFIRMATION
設立後に、
何を確認するか。
契約締結と設立実行を分け、商号・事業範囲・運営体制の具体化を追う。
両社が2026年10月16日に締結したのは、各2,000万円を出資する50:50の合弁会社設立契約である。新会社は2026年12月の設立予定で、現時点では未設立だ。(S1)
次に確認すべき事実は、新会社の設立実行、最終商号、具体的な事業範囲、運営体制である。外壁補修と足場施工の一体運営が、実際の受注と原価にどう反映されるかも、設立後の開示で確認する必要がある。
開示資料は、新会社の業績見通しを現時点で合理的に算定することが困難だと記している。(S1) 効率化や施工原価の改善は契約の目的から導く限定的な仮説であり、実績として扱うことはできない。


