リード投資家はScaleup Europe Fund(EQTが運用)です。WIL(World Innovation Lab)と既存投資家のGreenoaks、ICONIQ、IVP、Meritechが参加しました。NVIDIAの出資はプレスリリースでも「予定(planned)」と表現されており、すでに完了した投資ではありません。
「企業の経営計画は、この先数年で過去30年以上の変化を経験します。レガシーツールは置き去りにされ、世界で最も先進的なAI企業が今や経営計画をPigment上で回しています。投資家の後押しのもと、あらゆる企業にとって自律型計画を現実にするため、私たちは急速に進んでいます。」
Enterprise planning will change more in the next few years than it has in the last thirty. Legacy tools are being left behind, and the world's most advanced AI companies now run their planning on Pigment. With the backing of our investors, we are moving fast to make autonomous planning a reality for every enterprise.
調達額
- 内容
- 2.5億ドル
評価額
- 内容
- 23億ドル
リード投資家
- 内容
- Scaleup Europe Fund(EQTが運用)
参加
- 内容
- WIL(World Innovation Lab)、既存投資家のGreenoaks、ICONIQ、IVP、Meritech
NVIDIA
- 内容
- 出資を予定。完了は別途
ARR
- 内容
- 2026年に1億ドルを突破。前年比約2倍(会社公表)
AI利用
- 内容
- 新規指標の85%をエージェントが作成。アカウントの84%が毎週AIを利用(会社公表)
調達・投資家はプレスリリース、ARRとAI利用は会社公表値。NVIDIA出資は予定で、完了を示さない。
ARRは監査済みの年間売上高と同じではありません。利用率の数字も会社公表値で、独立した検証はされていません。
Pigmentは予算編成、業績管理、シナリオ分析を単一のモデル上で行う企業向けプラットフォームです。独自の計算エンジンGraphiteは特許出願中で、数千人の利用者とAIエージェントが統制された1つのモデル上で同時に作業でき、数千億規模のデータ点を決定論的で追跡可能な計算で処理すると会社は説明しています。化粧品のロレアルは、世界9万5,000人超の従業員を対象とする給与計画ツールをPigmentへ置き換える選択を最近しました。
AI利用の数字は会社公表値です。新しく作成された指標の85%がエージェントによるもので、アカウントの84%が毎週AIを利用しています。85%は新規指標に限った割合であり、経営計画業務全体の自動化率ではありません。過去9か月で50以上のAI機能を出荷し、中心となるModeler Agentは自然言語の指示から計画モデルと画面を作ると説明されています。次のPlanner Agentは計画サイクルを端から端まで実行する位置づけですが、提供時期は公表されていません。
調達資金はGraphiteの改良、エージェント開発、エンジニアリング組織の拡充に充てる計画です。Danone、Siemens、Snowflake、ServiceNow、Unileverなどの大企業に加え、Anthropic、ElevenLabs、Uberが計画基盤として利用していることを会社は挙げています。利用率とARRの伸びが続くかは、今回の公表値を追跡する中で確認することになります。
出典
- Pigment newsroom「Pigment raises $250M at $2.3B valuation」2026年10月21日公開。調達額2.5億ドル、評価額23億ドル、リード投資家(Scaleup Europe Fund/EQT運用)、参加投資家(WIL、Greenoaks、ICONIQ、IVP、Meritech)、NVIDIA出資の予定、ARR1億ドル突破と前年比約2倍、新規指標の85%がエージェント作成、Graphiteの説明、ロレアルの採用。2026年10月21日に本文確認。
- Pigment blog「Fuel for the frontier: Pigment announces $250M Series E funding round」2026年10月21日公開。アカウントの84%が毎週AIを利用、過去9か月で50以上のAI機能、Modeler AgentとPlanner Agentの位置づけ。2026年10月21日に本文確認。
出典の確認日 2026.10.21